タトゥーヒット

タトゥーアーティストJason Kundell(ジェーソン・カンデル)2

jason kundell

TATTOO HIT(以下 T):ハーイ、ジェイソン!
JASON KUNDELL(以下J):こんにちはー、元気ですか?
(アクセントは外人だが、日本語。)

T:日本語上手ですねー。
J:(以下は英語を訳す。)
5年位前までは大阪、名古屋、東京とか
日本にちょくちょく行ってたんで、その時に教えてもらったんだ。
80年代とか90年代のジャパニーズタトゥーが好きで、
日本に行く時はいつも3代目彫よしの仕事を見せてもらってた。
違う彫師の仕事風景を見る事はとっても大切だと思う。

T:気軽に見せてくれる?
J:アーティストの中には見られるのが好きじゃない人もいるけど、
自分自身は気にならない方かな。
今、ジョーが見習いで働いているけど、彼に何かを教える時は
同時に自分も何かを学んでる。
もっともっと、上手くなりたいと思ってる。

joe

T:サンノゼのAdrian LeeとPaco Excelからタトゥーについて
色々教えてもらったと聞いたけど、もともとの出身は?
J:生まれはサンディエゴだけど、その後18歳になるまではロサンジェルスから少し離れた街で暮らして、
最近までサンフランシスコにいたよ。

T:今までサンフランシスコで度々店を変わっているけど、どうして?
J:ビジネスと言う点で考えるなら同じ場所で続けていた方が良いと思うけど、
インスピレーションや成長と言う点では、
旅行に行って彫るとその先で知り合った多くの人から、
新しく多くの事を学んで作品も劇的に良くなると思うからね。

postcard

T:アメリカントラディショナルやジャパニーズなど様々なデザインを描いてるけど、
そのアイデアはどこから来るの?
J:宇宙から(笑)。自分がイメージするとアイデアがやって来る感じかな。
昔の偉大なアーティストや彫師の作品から影響を受けたり。

T:美術館やギャラリーに行ってアートに触れたりはするの?
J:そんなには行かないな。行く時間が余りないし、ベイエリアにいた時はスタジオがサンフランシスコで
家はオークランドにあったから週1、2回家に戻れればいいところだった。
近い様でもちょっと遠かったな。今はスタジオのすぐ近くに住んでいるから
絵を描いたりする時間以外は出来るだけ家族と過ごしたり、見習いのジョーを貶めたりしてる(笑)。

>>『ジェーソン・カンデル』への一問一答へ続きます。